ビットコインやイーサリアムをはじめ、仮想通貨などの話題も既に過去のものになりつつあります。
そもそもなぜこれらがものすごく注目されているのか、というと金融機関のシステム処理を超効率よくすることができるようになることが大前提としてあります。
どうしても「儲かる」「儲からない」みたいなところに注目されますがその背景にはしっかりと理由があります。
送金におけるシステムの処理としてどのような技術が使われているのか、どのような規格なのかということで現在SWIFTが中心になっています。
SWIFTだけではどうしても限界が来てしまっているのですが、今後のISO20022が適用されることで単純に「スピード」が上がっていきます。
ISO 20022 | ISO20022
ISO20022
仮想通貨にせよなんにせよ、その背景にあるのは「金儲け」ではなく「高速化」など「現場レベルでの改革」がなされるからこそ注目され、そこの争いが多種多様な仮想通貨によって行われていたりします。ビットコインが揺れ動いているのは既にこの技術関連がイーサリアムやリップルなどに比べ、先んじたが故、そしてユーザーを取り切れなかったということで揺れ動いている印象です。
いまは「技術」という背景を見ることで大きくお金の価値が揺れ動いていくので、安直な「円安」「円高」に振り回されずに世の中、世界的なお金の動きに注目したほうがいいのかなって思います。
個人的にはイーサリアムとリップルに注目していますが、その背景にあるのはISO20022です。
ISO20022を分かりやすく解説されているのは各金融機関です。
外国送金の国際標準フォーマット化(ISO20022準拠対応)について : 三井住友銀行
外国送金の国際標準フォーマット化(ISO20022準拠対応)についてのページです。
外国送金におけるISO20022移行への対応について | みずほ銀行
SWIFT(国際銀行間通信協会)は、外国送金に使用する電文につき、2023年3月から新たなデータフォーマット(ISO20022)の利用を開始する旨、公表しています。このページではISO20022の概要、みずほ銀行における対応およびお客さまへの影響についてご案内します。