Webサイト制作をする時に制作者側とクライアント側で気をつけることが少しことなります。よく、スケジュールの話をなるときに誰視点での話なのかが分からなくなるときもあるので、ざっくり制作者視点とクライアント側で分けて紹介します。
Web制作者がスケジュールを立てるときに注意すること
Webサイト制作において、スケジュールを立てることは非常に重要です。スケジュールを立てることで、作業の進捗状況を把握しやすくなり、制作期間の遅れやミスを防ぐことができます。以下に、Webサイト制作をするときにスケジュールを立てる際に重要なポイントを4つ紹介します。
- タスクの洗い出し
まずは、Webサイト制作に必要なタスクを洗い出しましょう。どのようなページを作るのか、どのような機能が必要なのか、必要な画像や文章は何かなど、制作に必要な情報をまとめます。これにより、どのくらいの工数が必要かを把握することができます。 - タスクの優先度の設定
次に、洗い出したタスクの中から、優先度の高いタスクを設定しましょう。例えば、LPの制作やサイトのデザインなど、重要なタスクから着手することが望ましいです。また、優先度を設定することで、タスクの進捗状況を把握しやすくなります。 - タスクの期限の設定
優先度の設定が終わったら、各タスクの期限を設定しましょう。タスクごとに期限を設定することで、作業の進捗状況を可視化できます。また、期限を設定することで、必要な場合はタスクの優先度を変更することもできます。 - チェックポイントの設定
最後に、チェックポイントを設定しましょう。チェックポイントは、作業の進捗状況を確認するために、ある程度進んだタイミングで設定するポイントです。例えば、デザインの確認や、コーディングの進捗状況の確認など、制作に合わせて設定すると良いでしょう。
以上が制作者視点でスケジュールを立てる際のざっくりとした重要なことです。
次に、クライアント視点からみた重要なことを紹介します。
Webサイト制作におけるスケジュールについてクライアントが気をつけること
スケジュールについて適切に把握し、コミュニケーションを図ることが必要です。以下に、クライアントがWebサイト制作におけるスケジュールについて気をつけるべきポイントを3つ紹介します。
- 時期の確認
Webサイト制作のスケジュールは、制作期間だけでなく、時期も重要な要素です。クライアント側が制作期間を設定した際に、その期間が自社の重要なイベントやセールスシーズンと重ならないかどうかを確認することが必要です。また、Webサイトの公開予定日を決定する際には、クライアント側の関係部署との調整も必要となります。 - コミュニケーションの頻度
Webサイト制作の進捗状況について、クライアントと制作者側で定期的にコミュニケーションを取ることが重要です。制作進捗状況の報告や、修正の要望などを適切に共有することで、スケジュール遅延のリスクを軽減することができます。クライアント側は、定期的に進捗状況を確認し、必要に応じて制作者側に修正や追加の作業を依頼することが重要です。 - 変更のリクエスト
Webサイト制作のスケジュールにおいて、クライアント側が修正や変更のリクエストをする場合があります。この場合、リクエストを受けた制作者側が変更内容や納期の見直しを行う必要があります。しかし、リクエストが度々発生するとスケジュールの遅延やコストの増加につながります。クライアント側は、Webサイト制作の目的や方針を事前に明確にし、できる限り変更のリクエストを最小限に抑えるようにすることが望ましいです。
以上が、Webサイト制作におけるスケジュールについてクライアントが気をつけるべきポイントです。
また、案件に入った場合にスケジュールを定義させていただく場合にはどのように計画を立てるのか、こちらのページで紹介していますので興味があればぜひ。
https://ma-san.org/notes/direction-01.html#hdg06