数年に一回、転職サイトを見まくる癖があります。その理由としてはシンプルに「世の中で求められているトレンドと、Web業界の単価の確認、別業界からの需要」という意味で確認したいためです。
定型文でたくさん送られてくるリクエスト
プロフィールや条件を書かせてもらい、エントリーをしています。するとエージェントからたくさん連絡がくるのですが、連絡が来すぎて何を見ればいいかわかりません。
有名所の大手企業へのエントリー希望だとしても、中身が定型文だったり、職域が異なることが割と当たり前だったりします。
とはいえたくさんのリクエストが送られるとどこで差を見るかというと、「専用のメッセージが添えられているか」の一択です。
定型文だけで送られこられると全文を見ないで閉じてしまう、という繰り返しになりそうした定型文を送るエージェントからの連絡は開くこともなくなるのはSEOにも通ずる、なかなか難しいものがあるなと思います。
カジュアル面談でアクセシビリティを尋ねると
転職サイト登録しっぱなしで、1000件くらい通知がきててトチ狂って何社かカジュアル面談してもらいました。
— ma-san@ほてまるり (@ma_san__) April 5, 2023
アクセシビリティの話題が全く盛り上がらないどころか「なんですかそれ?」みたいな感じになって、ますます凹みました。
どこに行っても変わらんかもね。今いる場所で頑張ろう。
大前提として、僕はWebアクセシビリティに注力をするためにWeb業界に携わっています。しかし、残念ながらこのWebアクセシビリティという概念を用いて、自分独自にマーケティングは確立できていないのが正直なところです。
故に、アクセシビリティに注力をしている企業がどのようにして注力しているのか、どのようにしてクライアント、ユーザーへ届けているのか、社内文化としてどのように教育や啓蒙をしているのかを確認したりするのですが、今回カジュアル面談をしていただいてみて、「アクセシビリティ」という言葉そのものが伝わらないということが続きました。
Web業界以外のほうがアクセシビリティを意識していたり
Web業界、所謂制作会社の場合はアクセシビリティよりも「UX」のお話が中心だったりしますがWeb業界以外の他業界でWebクリエイターを募集している企業さんの場合のほうが「アクセシビリティ」「CX(カスタマーエクスペリエンス)」「DX」という言葉に敏感な印象を受けました。
異業種を中心にアクセシビリティの啓蒙活動をしたほうが、現場での重要性にも繋がるのかもしれないと思った昨今です。