個人的に今最も熱いChatGPT。如何にして上手く使うのか、という工夫が至る所で扱われています。そのうちSEOならぬ、AEO?CEO?いずれも別の意味が出ちゃいますがAIに出力してもらうための工夫なんかが常識になりそうですね。
ChatGPT+Excel(Spreadsheet)
以下はChatGPTに質問した内容です。
Excelで以下の動作ができように教えてください。 A列に0から100までの数値を羅列します。 A列に80点以上の数値がある場合、隣のB列に個別に○を出力する方法をサンプルコードを含めて教えてください。
これに対してChatGPTは以下のように答えてくれました。
以下は、ExcelでA列に0から100までの数値を羅列し、80点以上の数値がある場合には隣のB列に個別に○を出力するためのサンプルコードです。 ・B列のヘッダーに「合格」というラベルを入力してください。 ・B2セルに以下の数式を入力してください:=IF(A2>=80,"○","") ・B2セルに入力した数式をコピーして、B列の下にあるA列と同じ範囲に貼り付けてください。これにより、各行のA列の値が80点以上である場合に、B列に○が表示されます。 ・この方法を使うと、B列に○が表示されるかどうかが自動的に判断されるため、手動で判断する必要がありません。 なお、上記の数式では、A列の値が80以上の場合には「○」を、そうでない場合には空白をB列に出力するようになっています。必要に応じて、これを変更することができます。
上記はわざわざ聞かなくてもいい内容かもしれませんが、Excelに不慣れな方にとってはあれ?これってどうやるんだっけ?ということに対して答えてくれます。
Googleなどでいちいち検索するよりもよっぽど建設的です。
もちろん、上記が正しく動作するのかどうかは実際に試したり、期待した動作ではないかどうかは人間が最終的に添削する必要があります。
ChatGPT+Midjouney
Midjouneyとは簡単に言うと英文を入力するとその文章や単語にあわせて「何かしらの絵・もしくは写真」を出力してくれます。
Midjouneyは日本語には対応していないため、英語で扱う必要がありますが英語が良く分からないという方でもご安心ください。それもChatGPTで解決してくれます。
なお、ChatGPTの便利な使い方についてはnoteの深津貴之氏が解説してくれている記事があります。
ChatGPTの扱いに関してはコツを掴めば様々なテキストを出力してくれますが、最終的に自身の納得ができる「絵もしくは写真の説明」が出力されたら「文章を英語にして」と命令をすれば英文で出力してくれます。
出力された英文をMidjouneyで出力させる、ということが可能です。
なお、以下はMidjouneyで出力させた画像です。
アイディア次第で自分の仕事や学びたいことに活かせる「ヒント」と「検索の手間」を省くのが魅力
ChatGPTの最大の魅力は「正解を導き出す」のではなく、「アシスタント能力」だと思っています。
検索エンジンなどは正解かどうかは結局のところ自分自身でWebサイトを開いて、人間自身での目視確認という作業が必要です。
その点、ChatGPTは命令次第では「アイディアを10個出して」などにも答えてくれます。
様々なヒントを自動で出してくれることと、命令次第では出力結果の品質まで指定が可能です。
例:小学生でもわかるように、もっと短い文章にまとめる、人間中心設計専門家として解答して
ChatGPTの話題で「正解かどうか分からない」「正しい情報なのか分からない」なんてことを議論していたテレビ番組などもありましたが見当違いの議論です。そもそもGoogleによる検索だって正解かどうかは分からないので、結局のところは使う人間次第というだけです。
ただ、このChatGPTの最大の魅力は「テキストデータを出力する」という汎用性です。
テキストデータはあらゆるツールに流用ができるある種最強のデータであるので、使い手次第ではあらゆるツールに活用することができるでしょう。