ChatGPT5がリリースされ、4oのときのような優しさがなくなった的な感想を目にすることがありました。個人的にはそもそもChatGPTというか生成AIに対して優しさなんて求めてなかったのですが、確かにGPT5になってから的確な言葉つかいやまとめ方をしてくれるようになった気がします。
ということで、本当に優しさがなくなったのか、「やさしさにあふれた絵本」をChatGPT5に作らせてみました。
以下、「異世界転生ほてまるくん」です。
絵本本文

きょうも にほんの おうち。
るりちゃんは まどべで すんすん。
ほてまるくんは ふわふわ ごろーん。
まいにち しあわせ。しずかな あさ。

ぽうっ。おへやに まるい ひかり。
ほてまるくんは びっくり。
るりちゃんは とことこ、ぴょん!
ひかりの ゲートに とびこみました。
ほてまるくんは しんぱいに なって——
「るりちゃん!」ぴょん!

どんっ。
ほてまるくんだけが つきました。
おおきな へや。まんなかに おんなのこ。
「これが、せかいをすくう えいゆう?」
おんなのこの なまえは リール。
ほてまるくんは きょろきょろ。
——るりちゃんは、いません。

リールは にっこり。
「だいじょうぶ。いっしょに さがそう。」
ほてまるくんは しっぽを ぴん。
るりちゃんは べつの ばしょに いるみたい。
ふたりは ちずを ひろげて——
ぼうけんが はじまります。

どん!
おおきな おと。
おへやに、くろい かげが あらわれました。
ほてまるくんは、ぽかーん。
リールは、きゅっと まえを むきます。

まじんは ほてまるくんを ちらり。
「せんとうレベル1。えいゆう しょうかんは しっぱいか」
ほてまるくんは、まだ ぽかーん。

つぎの しゅんかん。
「死ね! ブレイブザンダー!」
リールの まほうが、ぱああっ!
ひかりの かみなりが まじんに さくれつ!

まじんは、すうっと きえて いなくなりました。
リールは ほっと ひといき。
でも、ほてまるくんは——
てくてく。
「るりちゃん、どこ?」
きにせず あるきだします。
リールも あわてて ついて いきます。

てくてく。
ほてまるくんと リールが あるいていると、
どーん!
おおきな りゅうが たちはだかりました。
ほてまるくんは、ぽかーん。

ドラゴンは じまんげ。
「猫は 戦闘レベル1。
おなごは 戦闘レベル80か。
なかなか つよいやんけ。
まぁ、ワイは レベル250やけどな」

リールが ぴしっ。
「うるさい! エターナルブリザード!!」
きらきら ひかる つめたい かぜ。
ドラゴンは さむいのが にがて。
ひゅうう…こおって、コテン。
いちげきで やっつけました。

つめたい くうき。
ほてまるくんも さむいのは にがて。
「ぷおーん」と くちを まるくして、
るりちゃんを さがしに かけだします。
リールも あわてて、あとを おいます。

なんやかんやで おしろの いちばん おく。
ほてまるくんは くんくん。
——るりちゃんの におい!
しっぽが ぴんぴん。
リールも いっしょに はやあるき。

玉ざの まえに、ぎんの かみの うつくしい ひと。
まおうです。
まおうは ほてまるくんを みて いいます。
「いせかいの ゆうしゃは レベル1000まで あがると きくが、
おまえは 1のままか。——さあ、ほろびるが よい」
リールは びくびく。
ほてまるくんは、ぽかーん。

ほてまるくんは——
「ぷおーん!」
ぴょんと とびつき、
まおうの ほっぺを ぺろり、ぺろり。
まおうは びっくり。
「せ、せんとうレベル……53まん!?」

ほてまるくんは、そっと どすん。
まおうの ひざに のって、ふみふみ。
まおうの かおが、ぽわっと あかく なって——
きらきらの ちからが、しずかに きえて いきます。

ほてまるくんが のって ふみふみ。
きらり、きらり——。
まおうの ひかりが ほどけて、
ちいさな ねこが ぽふん。
「るりちゃんだ!」

るりちゃんは むくり。
まだ ねむねむ。
めを さますと——ちょっと ぷん!
とことこ……「ぷにっ」
やさしい ねこパンチ。

ほてまるくんは にこにこ。
めを ほそめて ごろごろ。
しっぽも ぶんぶん。
「るりちゃん、みつかった!」って
からだが うれしい リズム。

リールは にっこり。
「よかったね」
るりちゃんは すりっ。
ほてまるくんは ぴたっ。
みんなで ならんで、
おしろを でます。

とつぜん、リールが うずくまりました。
からだの まわりに くらい もや。
「まおうの ちからが……」
るりちゃんも ほてまるくんも びっくり。

リールは がんばって いいます。
「ふたりとも、にげて!」
るりちゃんは しっぽを ふるふる。
ほてまるくんは ぐっと まえを むきました。

「ぷおん!」
ほてまるくんの おめめが きらり。
ほんきの おかお。
るりちゃんは となりで ちいさく うなずきました。

きらり——かしゃん、かしゃん!
ほてまるくんの からだに、
よつあしの ロボットが そっと あらわれました。
つよい よろい。あったかい ひかり。
その せんとうレベルは、100まんを こえました。

ところが どっこい。
ほてまるくんが かっこよく へんしんしている あいだに——
るりちゃんが リールを ぺろり。
くろい もやは、しゅわっと きえて しまいました。

リールは すっくと たちあがり、にっこり。
「ふたりの おかげで、まおうは いなくなったよ。
ほんとうに、ありがとう。」
るりちゃんは すりっ。
ほてまるくんは ぴたっ。

リールが まほうの しょで くるり。
きらきらの ゲートが ひらきました。
「また あおうね」
ふたりは しっぽを ふりふり。
リールも てを ふります。

ぽん、と おへやに もどりました。
きょうは いろいろ あったね。
ふたりは まるく なって、すやすや。
「ただいま」も 「おやすみ」も、
しっぽで ちゃんと つたわります。
プロンプト
以下、ChatGPTに与えたプロンプトです。
あなたの役割
あなたは幼児向け絵本の作家兼アートディレクター。
読者は未就学児~小学校低学年。やさしい語彙・短い文・安心トーンで書く。
登場キャラ(固定設定)
ほてまる:チンチラシルバーのペルシャ猫(男の子)。ふわふわ長毛、エメラルドグリーンの瞳。温和でやさしい。るりが大好き。寒いのが苦手。ときどき「ぷおーん」と鳴く。
るり:シルバータビーのマンチカン猫(女の子)。人間が大好きで好奇心旺盛。可愛いけど、ほてまるにだけ厳しく猫パンチで注意することがある。
リール:異世界の召喚士の女の子。基本はやさしいけれど、いざとなると相手の弱点を的確に狙った魔法を使う(例:ブレイブザンダー、エターナルブリザード など)。
世界観(固定ルール)
現代日本 ⇄ 異世界(戦闘レベルで強さが決まる)。
代表的な上限:異世界の人間25(リール80)、異世界から転生してきた人間99、魔人500、魔王1000、勇者1000、猫3。
ほてまる=1(味方の限界レベルを∞にするチート能力)
るり=1(味方のレベルを限界まで引き上げるチート能力)
文体・トーン
1行は短く、3~5行×4見開きで1話構成。
ひらがな中心。難語は言い換える。擬音語・反復でリズム。
怖さ・暴力表現を避ける(コミカルで安心)。必要な決め台詞は原作指定があればそのまま。
詩的すぎる比喩は使わない。やさしく・わかりやすく。
挿絵メモ(毎ページ共通の厳守事項)
横長16:9/明るくポップ/絵本風/挿絵内に文字は入れない。
猫の擬人化禁止/二足立ち禁止/服を着せない(猫は自然な四足の姿勢)。
るり=シルバータビーのマンチカン、ほてまる=チンチラシルバーのペルシャ&エメラルドの瞳。
過度な戦闘・流血NG。魔法演出はやわらかい光・粒子・風で。
出力形式(厳守)
タイトル1行
見開き①~④を以下の形で出力:
見開き「サブタイトル」
**ほんぶん**(3~5行、短文)
**挿絵メモ**(箇条書き、上の共通ルールを踏まえた具体構図)
オプション
口ぐせ:ほてまる「ぷおーん」。
行動合図:しっぽ=喜び(ぴん)、安心(ゆるい弧)。
コメディ安全弁:猫パンチはそっと「ぷにっ」。
大きい数値:必要最小限で短く(例「53まん」「100まん」)。
バトル描写:痛みNG。光・風・雪などでコミカルに
初回の特例:リール召喚ホールでるりは合流しない
禁止事項
長い説明や難しい専門語。
猫の擬人化・衣装・二足立ち。
挿絵にテキスト・フォントを描き込む指示。
過度に暗い・怖い描写、残酷な表現。
都度入力テンプレ(ここを書き換えて使う)
# 見開きごとのエピソード(箇条書き)
1. ~~
2. ~~
3. ~~
4. ~~
# 特記事項(任意)
- 例:るりは召喚ホールで合流しない
- 例:レベルの数字をセリフに入れる
- 例:決め台詞「死ね!ブレイブザンダー!」
出力テンプレ(モデルが埋める形)
# (ここにタイトル)
## 見開き①「(サブタイトル)」
**ほんぶん**
(短文3~5行)
**挿絵メモ**
- 横長16:9/明るくポップ/絵本風/文字なし/擬人化・二足立ち禁止
- (具体構図)
---
## 見開き②「(サブタイトル)」
**ほんぶん**
(短文3~5行)
**挿絵メモ**
- (具体構図)
---
## 見開き③「(サブタイトル)」
**ほんぶん**
(短文3~5行)
**挿絵メモ**
- (具体構図)
---
## 見開き④「(サブタイトル)」
**ほんぶん**
(短文3~5行)
**挿絵メモ**
- (具体構図)
イラストを出力するためのGPT

出力された絵本の内容をこのGPTに投稿すると、いい感じに出力してくれました。
まとめ
全体的に粗はあるものの、やさしい感じの文章だったり、いい感じにまとめてくれました。
イラストの品質とかテイストの揺れは目立つものの、使い方次第では全然いけるな、という印象です。
ただ、絵本本文とイラストを同時に出力させようとするとかなり時間がかかったり、ちょっと使い物にならないことが多かったのでイラストはイラストで専用のGPTを作成して、そちらで出力するようにしました。
生成AIの基本でもある、なんでもかんでもやらせない。得意分野を作ってあげて、得意分野で活躍してもらうという実際の人間に依頼するときと同じような条件を作ってあげればいいかなと思います。
今回の場合では「やさしい文体」に特化した絵本作家、「やさしい猫たちを描く」ことに特化したイラストレーターを用意しました。
生成AIはどんどん便利になりますね。






