簡単なプロフィール
氏名 | 鈴木正行 |
性別 | 男性 |
住所 | 宮城県仙台市 |
業務内容 | ホームページ・Webサイトのデザイン・コーディング/企画/ディレクション/運用/ガイドライン策定 など |
所有資格
※ウェブ系に限定 |
Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)
ウェブデザイン技能検定 2級 Webディレクション検定 ITパスポート マルチメディア検定ベーシック(旧3級) |
略歴
2000年〜 | ホームページを開設。ほぼ同時期にWeb業界でアルバイトを開始。 |
2003〜2004年 | 地元の専門学校でWebデザインを専攻。 |
2004年〜2010年 | 地元の企業でWeb制作を行う。複数社を転々とし、一番ふらふらしていた時期。2008年にma-san.orgを立ち上げ、他のドメインは凍結。 |
2010年〜2011年 | 地元の大きな企業でWeb制作をしつつ個人的な活動を開始。 |
2011年3月11日〜 | 東日本大震災により被災。いろいろと考えなおすことになる。 |
2012年5月 | 現在勤めている企業に「被災地復興支援」を目的として入社。Web業界でもできることがあると信じて。 |
現在 | Webアクセシビリティという考えを持つようになり、東北地方だけではなく今後も各地でなにかあったとき、Webアクセシビリティが助けになるだろうと確信。今に至る。 |
仕事内容
主にフロントエンドエンジニアとして一定の評価をいただいておりましたが、近年ではディレクション+プランニングをメインにお仕事をさせていただいています。業務として依頼があるのは企画提案、デザインなどの一定の知見を持ち、実装まで個人で提供が可能であること、その大前提がある上でのディレクションが可能であること、というマルチに動けるところでしょうか。
対応できる要件
- CX(顧客体験)向上のためのチーム作り、PDCA設計
- プロジェクト計画(課題管理・ユーザー調査・スコープ定義・運用設計・アクセシビリティ設計など)
- 改善実施計画(ヒューリスティック分析・KPI策定・導線改善・設計・実装方針など)
- 分析(コールリーズン・アクセスログ)、改善方針策定、改善実施、制作、効果検証の継続的なPDCA運用
- 構築・運用ディレクション(新規コンテンツ制作・既存コンテンツ改善・導線改修)
- ユーザー体験設計(UI/UX・シナリオ・スクリプト・テスト設計)
- フロントエンドエンジニアリング全般(HTML+CSS+JS、CMS、RWDなど)
ご挨拶
はじめまして。
宮城県仙台市在住、Web制作をしている鈴木正行(ma-san)です。
14歳ではじめてWebの世界に入り、15歳からWeb業界で仕事を始めてきました。
そして約20年……。
人生の半分以上はWeb業界にお世話になっています。あっという間ですね。
さて、今後もWeb業界で働いていく予定なので、個人的な今後の方針を固めてみました。これは所属する企業・団体には一切関係のない、私的な方針です。
Webについて
Webの創始者であり、W3Cのディレクターを勤めるTim Beners-Lee氏の言葉です。
”The power of the Web is in its universality. Access by everyone regardless of disability is an essential aspect.”
引用元:http://www.w3.org/WAI/
Webが本来持つ力とはその普遍性であり、障害の有無にかかわらずアクセスできることがWebの本質のひとつであると語っています。
そしてWebは世界中に存在する様々な”世界観”とアクセスすることができる手法であり、その世界観は結局のところ人が創りだしたものです。
様々なテクノロジーが開発されていく中でも決してその事実が変わることはありません。様々な世界にアクセスできるようにすることそのものがWebを生業とする僕の使命であると考えています。
2011年に東日本大震災を経験し、Webが持つ力を感じつつ、その弱さも感じました。
その問題を解決する一つの方法として「Webアクセシビリティ」を重要視していきたいと考えています。
Web業界で働くことについて
この業界はまだまだ若く、発展途上です。1年経てば既に使えないWebサイトになっている、なんてことは珍しくありません。
何故か。多くのWebサイトは目先の技術や流行りに囚われすぎて根本的なことを忘れているからです。
Webの技術は個人・企業・お客様が持つ「素晴らしさ」を伝えるには不十分であり、未熟です。私たちWeb業界で働く者たちはついつい目先の技術に飛びつき、格好いいものを模倣しがちです。この20年のあいだでその時々で「ベスト」と呼ばれていた手法はほとんど廃れていきました。だからこそ、Webアクセシビリティと呼ばれる技術ではない、根本的な設計思想が求められます。
Webサイトについて
同じWeb業界で働く方々が結構言いがちな売り文句を否定するようで恐縮ですが、Webサイトは24時間働き続ける営業マンでは「ありません」。
あくまで利用者にとって必要な情報を提供するための「ソース」であり「ツール」です。
そして、Webサイトを運用するのは企業・もしくは個人、「人」です。あくまでWebサイトは第三者ではなく、Webサイトの主である企業や人の顔に過ぎません。
Webサイトを通したお客様の声を聞くのは「私」であり「あなた」。
あらゆるものが自動化し、便利な世の中になってもこの事実は今後も変わることはないでしょう。
これからいっしょにお仕事をする人たちに
このWeb業界で生き残っていくためには「情報にアクセスし続けること」のみです。
情報を与え続け、受け取り続ける。その繰り返しです。
どの業界でもそれは変わりませんが、Web業界のスピード感は異常と感じています。そして、そのスピードはWeb業界以外の方々にも伝わっています。下手をすれば僕達Web業界で働いている人間たちよりWebを識っている方がメーカーで働いている、なんてのは当たり前になってきています。
あらゆる情報を貪りましょう。