こんにちは、子どもおじさんです。最近いっぱいゲームができるようになってきてとっても嬉しいです。
さて、ドラゴンクエストⅢのリメイク作品が2024年11月14日に発売しました。
そんなわけでドラクエが好きな自分として、そして幼き頃から何度も多様なメディアでドラクエ3をプレイしている自分として、このリメイク作品はとても楽しみにしていました。
約30時間程度でクリアしたのですが、様々なやり込み要素も含めると60時間くらいでしょうか。かなり楽しむことができました。
- ドラゴンクエストらしい展開、ゲーム性であり、これぞJRPGだなぁと満足できる
- 余計なことをしないで、しっかりリメイクされているため期待を裏切らない
- 難易度の選択ができるので従来の理不尽なバランスを楽しみたいかたにも優しい
- ストーリーの掘り下げがあり、続編?でもある1&2に対してワクワクできる(とはいえ、往年のファンからしたら周知の事実でもある感じ)
- 新しい職業「魔物使い」が強すぎる&今回追加された「モンスターを集める」ということに対して必須すぎるため、ある意味職業の自由がない
- 盗賊に関しても同様。アイテム探索を効率よくすることが求められるゲームでもある
- 戦闘については魔法・とくぎをバンバン使うことが求められる。原作だと攻守ともに活躍していた戦士がほとんど使い物にならない(やられる前にやる)
- 父親の行方や活躍を追うようなストーリーが追加されていたため、没入感がある
- 反面、父親が(僕の個人的な感覚としては)変な格好(ボロキレを着続ける)でいまいち没入感がない。原作(ファミコン)の「覆面+パンツ一丁(カンダタと同じ格好)」と比べたらマシと考えるべきか
- マップが広くなったので冒険してる感じが向上。しかし、ラーミアの動きがもっさりしていて後半の探索が億劫になる
- 目新しい要素はない(エンドコンテンツ的な要素も高難易度ゲームとしてのやりこみ、というより空白を埋める作業という感じ)
ということで個人的にはドラクエを楽しむという意味ではとても満足できる作品でした。
反面、一部の方々からは割と酷評というか、いまいちだったという声も少なくないように思います(Xでやたら回ってくる)。
満足している方々と、できない方々の違いはなにかというところを考えてみたのですが、そもそも評価基準が異なるので、別れちゃうんですね。
今回の作品を楽しめた方は、ゲームってこうだよね、ドラクエってこうだよね、という「事前の期待」がある意味で想定内だったというところでしょうか。リメイク作品であることを受け入れている方々にとってはとっても楽しめたんじゃないでしょうか。
一方、新作ゲームとして期待してしまった方々やリメイク作品であることを忘れている方々にとっては物足りない内容になっていたのは否定できません。追加要素であるモンスター収集もそこまでやりこみがいがあるものでもなく、モンスターバトルについても難易度は全然高くないというか、モンスターを集めれば自然とクリアできるためやりこみ要素としても薄かった、という評価であれば仕方ない。
しかし、謎なのは「他のゲームと比べる」というなんの意味もない評価をする方々ですね。これはもう、どうしようもないというか、わざわざ相対評価をする必要なくない?という方々ですから、他の神ゲーと思うゲームをやればいいだけですかね。
それぞれの評価方法があるため、パラドックスが生まれてしまっているだけかとは思いますが個人的には「良作」であり、「ドラクエだな~」と感心できて、「プレイしてよかった」と思えました。