狭心症についてご存知でしょうか?
僕の場合は健康診断で毎度「不整脈」の指摘はされるものの、緊急性は低いものとして扱われてきました。これを解決するには肥満(自分の場合、BMI25.5が最高値)を標準値にすることが大切と医師から説明を受け、ダイエットと言って10kgほど(一時期15kgほど減りましたが、喉も渇くし逆に不健康になりそうだったので戻した)落とし、BMIとしては正常値になり、現在に至ります。
20歳から40歳まで、この10kgの増減をめちゃくちゃ繰り返してきていて、気がつけば体重60kg台になり、気が向いたらダイエットをして40kg台に戻す、をそれこそ1年おきにやってきたような気がします。
その度重なる体重の増減が、心臓への負担をかけていた可能性が高く、自分の身体に負荷をかけてしまったのかなと。他人からすれば明らかに食生活(ほぼ毎日ラーメン生活)だろと言われそうですが、過度なダイエットだと考えるのです。
ダイエット中にもほぼ毎日ラーメンは食べるのですが、一番の原因は過度な体重の増減による負荷なのかな、と個人的な感想を持っています。
ダイエット中は一日に必要なカロリーとタンパク質、脂質のみを見て、そこにラーメン(1000kcal、タンパク質30g、脂質50g)とざっくり計算。するってーとあとに摂取できるのはどのくらいという計算をした上で食べられるものを決めるのです。家系ラーメンとかの場合はごはんがセットでついてきてしまうので、1400kcal、タンパク質40g、脂質55gくらいで計算します。
ということは、単純に脂質はオーバー気味になるのでラーメン以外の食事はタンパク質の塊、プロテインやら鶏むね肉、蕎麦(これが100g中タンパク質22.1gとおすすめ)、ノンオイルのシーチキン+野菜という極端な食生活になったりします。
なお、成人男性として一日の摂取カロリーの制限は1600kcalとしています。可能であれば1300kcalくらいに抑えたいです。
この生活をするだけで、20代の頃は1ヶ月で10kg、40代では2ヶ月ほどで10kgほど減ることになりました。特別、運動とかは意識せずに食生活だけで体重は増減できるのです。
ただし、食生活だけでの体重管理は加齢とともに厳しくなったのか、身体への負荷として「胸の痛み」を覚えるようになってきたのです。
精密検査を通して、やはり不整脈が強く出ていることが確認され、度重なる検査の結果、狭心症の治療をしていくことになりました。
今のところ指示されているものとしては絶対安静。それと、過度な負荷をかけない(階段の上り下りも気をつけるとか)。次回の検査は10月。「ホルター心電図」と「超音波検査」「動脈硬化度検査」「心臓冠動脈CT」を行っていきます。健康への道まっしぐらに進むため、過度な食事によるダイエットはしないほうがいいなという自分自身の戒めと、周りの方々で「食事制限だけでダイエット」をする方がいたら、それはおすすめしないという記事になります。
ダイエットで幸せになるのは本当に一時で、命を削る行為になっている可能性もあるので、僕のようにそれなりの年齢になった方は特にダイエットは運動でなんとかすることをおすすめします。
いまは運動すらできないのですから、動けなくなってから健康を意識しようとしてもちょっと遅いのです。動けるようになったら、運動がんばりたいなと思います。