小学生でプログラミングというだけでも驚くのに、そんな子たちがなんと5000人ほども参加していたとのこと。その中で各地域の予選を勝ち抜いてきた10名によるプレゼンテーションは大人顔負けの創意工夫、テンプレに則らない独自性、なによりも各々で磨き上げたヴィジョンと実現したプロダクトはおったまげました。
参加した彼らはおそらく、同じ小学生にとって希望になるでしょう。
学校で使う「Scratch」だったりを駆使していたり、自分たちなりに素材を工夫したり、そんなスキルだけではなく「実現したいこと」のためにパワーを使う彼らを見て「この子たちは天才だから、自分たちと違う」とはならないでしょう。
身近な問題、家族が困っていたり、ニュースで見た出来事を各々の考えでプロダクトに落とし込み、開発し、テストを行い、インタビューをして、更に良くしていく。
自然とスプリントを回し続けレビューを迎えて更に上を目指していくその姿は尊敬できます。
グランプリではあるのでもちろん順位付けみたいなものはありますが、本戦10名全員、その行動力ひとつとっても敵いません。大人として負けていられないですね。
彼らが大人になったり、お仕事を始めたときによりよい世界で迎え入れられるように頑張らないとなと勇気をもらいました。