【Webサイト構築】コーダーがよく遭遇する罠
エンカウントしたくない!!
みなさんこんばんは。
宮城県仙台市にてWebのちからで様々な情報にアクセスしやすくし、様々なパフォーマンス改善をしちゃったりする時にはWebディレクター、時にはWebプランナー、時にはWebエンジニア、時にはWebデザイナー。
世界中の「コーダー」の味方、ma-sanです。
コーダー(プログラマー)として案件にアサインされた方、ディレクターやプロデューサーからこんなことを言われたら要注意、というものをまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。
本日はかんたんにまとめたいと思います(いつも前置きが長すぎ、と言われたので)
というわけで本日のお話です。
1.フルリニューアル!だけど昔のファイルは活かしてね
2.トップのデザイン終わったから下層ページは「よしなに」やっておいて
3.既存サイトからJSを流用しといて
4.このサイトを参考にして作って
5.効率化を図るために◯◯というライブラリを使います
まとめ:ディレクションセットはこちら
1.フルリニューアル!だけど昔のファイルは活かしてね
- 既存ファイル同士のコンフリクト、及び調整作業が発生
- 影響範囲の調査はマスト
- 調査をするスケジュールを確保するべし
- ライブラリの重複が発生する可能性
- ライブラリを削除したら動かないプラグインがある可能性
- 解析タグの不整合を防ぐ必要性
- API、CDN、各種モジュール、フォーム周りに要注意
2.トップのデザイン終わったから下層ページは「よしなに」やっておいて
- 要件の不明確、および定義するための工数が見積もられていない
- Webサイトにおけるメインは「トップ」ではなく「コンテンツ」
- トップのパーツは大体使い回しができない
- 最初にコンテンツの要となるページのコーディングからやらせろ
- 「よしなに」は大体エンジニアにとって良しではなくDirの良しである
3.既存サイトからJSを流用しといて
- ライブラリ・プラグインが盛りだくさんの場合がほとんど
- どれを使ってるのか、使ってないかの判断ができない
- 想定していたライブラリが使えない場合が発生
- 解析タグ系には要注意
- APIやajax周りの引き継ぎ要注意
4.このサイトを参考にして作って
- この場合は大体ぶん投げだから要注意。再現性が低い
- 機能要件が洗い出されていないため、エンジニアが頑張ることが多い
- 参考にする時間がスケジュールに含まれていない
- 最後の最後に仕様確認するエンジニアは殺されても文句言えない
- 機能を洗い出そう
5.効率化を図るために◯◯というライブラリを使います
- そのライブラリを使って、なんらかの不具合が出た時に改修できます?
- どんな機能があるのか把握してますか?
- クライアントとの合意をとる、説明できますか?
- 大体がボリュームが多く、内容も充実してるけど整理できますか?
- 使ってないコードがそのままにしている場合も多数ある。
まとめ
- 運用はベストプラクティスではなくベターに
- デザインファーストで考え、どう変わるのかを考える
- コーディングは事前準備が要、実際のコーディングはおまけ(できて当然)
- 品質に関わることが不明確であれば、不明点を「殺す」
- 聞いてないからやらない、できない、は「殺される」
- クライアント・案件ごとのガイドラインに準拠してチェックすること
なんだかいろいろ細かいのは下記のスプレッドシートにまとめてます
Web制作構築案件用ディレクションセット(ma-san.org)
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1mU4iyGB9mCBb14x1ZCCBi_jAUj094U0Jga87yVzy_Wk/edit
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