はじめてのWebデザインリニューアル案件、最初にやることなーんだ?

はじめて構築案件を任されたときの不安、わかるぜ!!(覚えてない)

みなさんこんばんは。
宮城県仙台市にてWebのちからで様々な情報にアクセスしやすくし、様々なパフォーマンス改善をしちゃったりする時にはWebディレクター、時にはWebプランナー、時にはWebエンジニア、時にはWebデザイナー。
世界中の「社会人2〜3年生」の味方、ma-sanです。

以前、「Web制作における炎上知らずのプロジェクト計画書の作り方について」という記事を投稿しましたが、これでも十分に初めてWebサイトの構築案件に携わるヒントになるかな、と思いましたがこのプロジェクト計画書の説明、実は欠陥があるんですよね。

「RFP(提案依頼書)がしっかりもらえる」
「クライアントと十分なコミュニケーションが可能」

という前提があるのです。
しかし、最近を振り返るとRFPをまともにもらえないことも結構あるよなぁ、というわけで「クライアントから情報がもらえないよー」「上司もぶん投げてくるよー」「どうしたらわからないよー」という若手の方のための記事となります。

というわけで本日のお話です。

1.クライアントの中に答えはない

「クライアントがはっきりしてくれない」

なんてことをたまに聞きます。
そのたびにそうだよねーとは思いながらも「そりゃはっきりしたら相談しないよね」という気持ちもあったり、導いてほしいという気持ちもあるよね、とも思います。

結論を言ってしまえば、クライアントは答えを持っていません。
いろいろな問題、やりたいこと、知りたいことなんかはあるとは思いますがそれがきれいに考えることができるのならRFPという形で提案依頼がかかるはずです。

RFPがない、ということは「提案依頼書はないけど、提案してほしい」というチャンスでもあります。

ふわふわしている状態でデザインを変えたい、今以上に売上やPVを伸ばしたい、という気持ちはありながらも具体的な数値は出せない、ということもあるでしょう。
それは、Webサイトを運営した経験のある方なら誰でもあるでしょう。

自分の持っているメディアの数値を伸ばしたい、でもいま以上の手法はわからない。

それも当然、クライアントはWeb制作においては素人、助けてほしいからこそ僕たちのようなWebデザイナーに声がかかるのです。

なので、「クライアントに答えを求めるな」という前提を持っておくことが重要です。

2.よくある話のひとつ「捨て案」

よくある話をします。
Webデザインという案件の場合、「複数案用意して」と言われることもあります。

これを聞いたとき、素直に複数案を作る人はちょっとまった。
そもそも複数案を用意する理由はあるのでしょうか?

ある、としたらABテストなど、どちらがいいか、という調査などをすることもあります。

しかし、色々並べて指差しして「んー、なんかこれがいい気がする!」という感じで「複数用意する理由がなんとなく比べたいから」という意味であれば不必要です。
そこに時間をかけるのであれば、一案に時間をかける、というふうにしましょう。

もしくは、前提条件として1案ごとにスケジュール化をする、という流れを作りましょう。

この前提を作っておかないと、「もう2案作って!」「3案に決められなかったけど、これとこれとこことここの部分がいい感じだから、全部のいいとこどりして!」というカオスな状況になるのが関の山です。

3.ヒアリングでRFPを作り出す

よく、イメージカラーは、とか、ページ数は、とか、予算は、とかありますが、これらは最初に聞くことではありません。

  • 実現したいイメージはお持ちですか、あればなんらかの形で共有できますか
  • 全社的に達成したい目標を共有いただけますか
  • 全社的に注力している商品はどれですか
  • 競合する企業はありますか。また、参考にしている企業はありますか
  • Webサイトの運用で困っていることはありますか
  • どのような体制でWebサイトは運用・計測されてますか
  • 今回のプロジェクトでイメージ・期待していることはありますか
  • 今回のプロジェクトで達成したい目標はありますか
  • 今回のプロジェクトで解決したいことはありますか
  • 今回のプロジェクトで使用可能な予算はどのくらいですか
  • 実は期待している事柄はありますか

などでしょうか。

そして、最も重要なのは「クライアントが答えてくれたものは疑ってかかる」です。
例えばイメージカラーとして「青色がいいなぁ」と言われたとして、じゃあ全体的に青色にしよう、となるのはなかなか安直です。

前途のとおり、クライアントは答えを持っていませんし、確実、ベストな答えは出せません(中にはいます)。
ヒアリングした内容を、より良い提案と計画に落とし込むのが僕たちです。

4.ストーリーに落とし込む

簡単にまとめると、下記の通りです。

基本方針
目的・目標を決めてあげます。
目的を実現するためには目標を明確にしてあげる必要があります。

現状把握
ユーザー調査、ヒューリスティック調査、などの調査を実施して現状はどうなのか、どうするべきなのか、ということを把握する必要があります。

改善計画
現状を把握した上で、どのような導線の改善が必要なのか、GUIまわりなのか、そもそもプロモーションなのか、などの改善の計画を立てます。
コンテンツそのものや、課題で出れば運用の改善なども計画します。

改善実施
改善計画を実施し、目的に向けて目標達成ができるかを計測し、さらなる改善ができるようにします。

まとめ

はじめてやることはどうしたらいいかわからないことだらけだと思うので、頼りになる先輩についてまわって学ぶのがいいかもしれませんが、中には突然無茶振りをされて困ってる、という方もいるかもしれません。
そんなときは格好つけても仕方ないですし、嘘をついても仕方ないので、やれるだけやってみるしかないこともあればとにかくコミュニケーションを取りまくるしかない、という頼りないまとめになります。

コミュニケーションを取らない、ということはリスクでしかないので、コミュニケーションを遮断するよりもぜひコミュニケーションを取れる人にとってみてください。

もし企業に所属している方で、困ってる状況に陥ってるのでしたら、周りだけではなく、ちょっと離れた先輩や別の所属の上長に相談してみるといいと思います。

どこに相談しても無駄だなぁ、となったらそんな企業、とっとと見限りましょう。

僕の所属している企業だったら、別に所属してなくてもいいですが、相談だけならいつでも受け付けます。

ちゃんと返答できるかわかりませんし、答えまでは導かないことが多いですが。

なぜなら、僕なんかの言葉よりも、自分の言葉で答えを出してくれたほうが確実のいい仕事ができるって信じてますから。



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