Webデザイナーはコーディングもできるようになるべき?そんなの自分で決めればいいという話

それよりもデザインデータの再現ができねぇコーダー・エンジニアが多い気がするぜ!!!
俺だぜ!!!

みなさんこんばんは。
宮城県仙台市にてWebのちからで様々な情報にアクセスしやすくし、様々なパフォーマンス改善をしちゃったりする時にはWebディレクター、時にはWebプランナー、時にはWebエンジニア、時にはWebデザイナー。
世界中のコーダーの味方、ma-sanです。

Twitterを見てると巷には「コーディングができるWebデザイナー派 vs コーディングができなくても良いWebデザイナー派」の話題にあふれていたので僕の意見も書いておこうと思います。
読んでいくとフリーランスを前提としていたり、制作会社で働いたり、受託、準委任、なんでしたら10年前や20年前の話をしてる人もいるので、ちょっとカオスです。

結論を書くとすれば「できたほうが良いけどやらなくてもいいならやらないでいいよね?」です。

というわけで本日のお話です。

1.できなくてもいいとやらなくてもいいは違う

大前提ですが、Webデザイナーと呼ばれる職域がかなり手広くなっていて、なおかつ10年くらい前と比べたらWeb業界で働く人も増えたので「専任化」が進んできたのかな、と思っています。

簡単な話「どちらかのせいにするのではなくコミュニケーションを取ればいいんじゃないか?」のみのお話です。
しかし、できなくてもいいのか、というのはなかなか乱暴な言い回しになるので「そりゃできたほうがいいんじゃない?」というだけです。

例であげるとするならばWebの知識がないデザイナーが作ったデザインデータでよく指摘されるのは以下の通りです。

  • 紙媒体のようなデザイン
  • コンテンツ量(テキスト、要素など)の変動によってデザインの再現が不可能になる
  • マルチデバイスを考慮した設計になっていない
  • フォントサイズ、テキストの改行位置
  • カラーの使用方法、及びアクティブ時の挙動
  • コンテンツを隠す前提の設計
  • 読み込み速度

上記は一例ですが、Webという大前提がない場合、またはDTP出身の方でよくある光景として、「コンテンツが固定である」という前提であることをよくお見かけします。
Webというのは当たり前ではありますが、いろいろな端末があり、ユーザーの環境も多種多様なので、そうした大前提を考慮に入れないといけないですね。

2.Webデザイナーのお仕事は多種多様

Webデザイナーというと、デザインだけするということもあると思いますが、それこそWebと名前がつくためWebにまつわる技術は知っておくべきだ、と言われることも多々ありますね。

僕もここは知っておいてほしいなぁとか(HTMLとかCSSとか)はありますが、実装できるかどうかは別にいいですし、わからなければ相談し合うのが良いかとおもいます。

しかし、それを言ってしまえばコーダーも、ディレクターも、エンジニアもお仕事の範囲が際限なく発生するため正直無駄な論争です。

得意不得意を持って、お互いにビジネスとして最も適した形で推進していくことか良いと思いますね。

3.いにしえのWebデザインを見てみると色々変わりまくってる

同じWebサイトでも、過去のWebデザインを見てみるのも結構面白いです。
10年前のWebサイトを見てみると結構「え、こんなのでプロって言えるの?!」というWebサイトもとてもおおいでしょう。

archive.today

http://archive.ph/

上記Webサイトを利用してみると、これまでアーカイブされたWebサイトが確認されます。

ma-san,org - 2016年のときの見た目

ma-san,org – 2016年のときの見た目

すべてのWebサイトのすべてのタイミングを閲覧することが難しいですが、5年前や10年前という歴史を持ったWebサイトであれば大きく変更されているWebサイトも多いでしょう。
また、あまり変わってないWebサイトもあり、その一例としてAppleさんがありますね。

Webデザインは目まぐるしく変わってきているので、そこをつねにベタづきでキャッチアップし、トレンドを追いかけ続けるということを考えるとデザインに注力したほうがいい、という意見もありかもですね。

Appleさんのここ数年の見た目の履歴

Appleさんのここ数年の見た目の履歴

4.コーディングの基礎はずーっと変わってない

デザイン、というか見栄えが大きく変わってきているWebデザインですが、そのデザインを再現しているコーディングはその実、ほとんど変わっていません。

HTMLやCSSで表現できる領域は広がってきましたが、極論をいえばHTMLのみで再現が不可能だったデザインもあの手この手でHTMLとCSS、JSで再現してきました。

しかし、その根幹となるコーディングそのものはしばらく変わっていないため、基礎という意味では変わっていません。

アクセシブルなコーディングを意識するのであれば、今後も基礎は変わらないと考えられます。

5.Webサイト制作をできるようになろう

Webデザイナーということであれば、HTMLもCSSも、Web上で表現することはすべてデザインである、くらいに考えたほうがいいかもしれません。

デジタルデバイスを作るとき、ハードとソフトの違いが存在し、両者ともに技術的な違いが大きいことも多々存在しますがWebサイトであればコーディングでデザインデータ、ビジュアルを再現しているのです。

そう考えれば最終成果物としてはコーディング後の形がユーザーに届く形なので、できたほうが良いですね。

しかし、できたとしてもやるべきかと言われたら「やりたいならやればいい」でしかないかなぁと考えます。

まとめ

他人に押し付ける暇があるなら自分でやれることをやろう

この手の話は色々な文脈が存在するので難しいですが、やりたければやればいいし、それぞれが考えた「Webデザイナーのあるべき姿」を押し付けるとなかなか厳しいので、もしあるべき姿を実現したいのであれば自分自身でなるしかない。

むしろ、できない、と言ってる人がいるのであればそれはそれでもったいないだけです。

稀にですが、僕のようなWeb業界おじさんだと「昔はな、全部やるのが普通じゃったんじゃ。いまの若者は甘い」なんていう人がいますが、そういうのはただの老害なのでスルーしましょう。



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