マズローの法則から学ぶWebアクセシビリティの重要性

みなさんこんばんは。
宮城県仙台市にてWebのちからで様々な情報にアクセスしやすくし、様々なパフォーマンス改善をしちゃったりする時にはWebディレクター、時にはWebプランナー、時にはWebエンジニア、時にはWebデザイナー。
世界中のナースの味方、ma-sanです。

さて、今回なんですけれども、とある理由で看護師の国家資格試験の勉強をしているのですが、一番気になったものが「マズローの法則」です。
欲求5段階説とも呼ばれていて、人間が持つ欲求は5段階あるという説です。
とはいえ、これが本当に正しいのか、という証明はなかなか難しい説もあったりするのですが、それを証明したり議論するための記事ではありません。
これからWebアクセシビリティと照らし合わせ、マズローの法則を満たすアプローチを考えてみます。

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1.生理的欲求
2.安全の欲求
3.社会的欲求
4.承認欲求
5.自己実現欲求
まとめ:欲求を満たすためにはアクセシビリティは不可欠

Webアクセシビリティというものは、Webにおける品質であり、土台であると考えられます。
なお、Webアクセシビリティにおけるガイドラインには4つの原則があるので下記が原則です。

Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) 2.0 4つの原則
原則 1: 知覚可能 – 情報及びユーザインタフェース コンポーネントは、利用者が知覚できる方法で利用者に提示可能でなければならない。
原則 2: 操作可能 – ユーザインタフェース コンポーネント及びナビゲーションは操作可能でなければならない。
原則 3: 理解可能 – 情報及びユーザインタフェースの操作は理解可能でなければならない。
原則 4: 堅牢 (robust) – コンテンツは、支援技術を含む様々なユーザエージェントが確実に解釈できるように十分に堅牢 (robust) でなければならない。
https://waic.jp/docs/WCAG20/Overview.html

というわけで説明入ります。

1.生理的欲求

読んで字の如し、生理的な欲求です。なにか食べたいとか、トイレに行きたいとか、眠りたいとか。
そしてあらゆる欲求の最下層にありながらもこの欲求が満たせないとほかの欲求を満たすこともままなりません。
いわゆる命の危機に関係してきます。

さて、Webアクセシビリティに照らし合わせてみると、WebアクセシビリティというものはWebにおいての大前提です。
1つ目から結論に近いものですが「アクセスができなければなにもできない」ということですね。
Webにアクセスしたときに様々な手法でコンテンツにアクセスすると思うのですが、そもそもアクセスができない、アクセスする機能が成立しないというレベルであればWebととして成立しないレベルとなります。
知覚可能でもなく、操作可能でもなく、理解可能なわけでもなく、堅牢ではない。
アクセスができない、ということは生理的なレベルでNGということですね。

2.安全の欲求

生理的欲求は極論、刹那的な欲求です。
今すぐなにかをしたい、というわけではなく長期的に「安全」を確保したい。
継続的に食事を確保したい、毎日したい、という欲求です。

さて、Webアクセシビリティに照らし合わせてみると、Webアクセシビリティというものは品質であり、いつでもアクセスが可能であるとく状態が大切です。
また、アクセスするたびに挙動が重いなどがあれば、安定した品質ではないということで欲求が満たされません。
「堅牢性」があり「理解しやすい」、「操作しやすい」「知覚できる」、この品質を維持するということが重要です。

3.社会的欲求

愛と所属の欲求ともいいます。人間というものは社会に所属しています。そのほとんどがなんらかのコミュニティに所属します。
友人がいる、家族がいる、恋人がいる、などの自分と他者との関係性がいじされているか、ということです。

さて、Webアクセシビリティに照らし合わせてみると、Webアクセシビリティというものは誰かしらが作り出したコンテンツにアクセスすることでもあります。
アクセスするときは必ず、「自分自身がアクセスする」ということと「誰かが作り出したコンテンツにアクセスする」ということです。

自分自身に関係している情報にアクセスすることができる、アクセスの阻害をしない、コンテンツを理解できる、操作がしやすい、などのコンテンツを提供する側と操作するユーザーの関係性が合致しているWebであることが求められますね。

4.承認欲求

他人から認められたいという欲求です。社会的地位、達成感、支配、名声などがほしいということが該当します。

Webアクセシビリティと照らし合わせるとだんだんと関係性が薄まってきました。
ここにくるとWCAGによる原則よりも、Webの利用方法ということになってきます。
ソーシャルメディアでの投稿で、いいね数を稼ぐ、ユーザー数を稼ぐなどが該当しますよね。

様々な人に認められるために良いコンテンツを提供する、ということが必要になってきます。
ここまでくるとコンテンツを利用してもらうためにはWebアクセシビリティという品質が重要であり、その土台があって承認されるという関係性になってきます。

クリエイティブな領域、多くの方に認めてもらうということが必要です。

5.自己実現欲求

自分がやりたいことをやると思う欲求です。充実感や成長欲求とも言う気がします。
生理的欲求とは異なり、「こんなことをやってみたい」というものです。

Webアクセシビリティに照らし合わせて見ると、マズローの下層欲求すべてをクリアしたあとに、充実した気持ちで利用するという前提となってきます。
アートを楽しむ、余韻を楽しむ、コンテキストを楽しむなどなど。

クリエイティブではなくアート。アーティストとして認めてもらうためにはそれこそクリエイティブに、社会に認められ、安全も確保して、生理的欲求も満たした状態だからこそ楽しめるものになってきます。

まとめ

様々な欲求をWebでも満たすためにはWebアクセシビリティは必要不可欠であり、コンテンツも、クリエイティブも、アートもここからです。
マズローの法則から考えてもアクセシビリティの重要性はどうやっても高く、今後更に求められていくはずです。

改正民法債権法対応もありますし、今後もWebアクセシビリティを品質として取り入れていきましょうね。



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