「香川県ネット・ゲーム規制条例案、可決 「県民をネット・ゲームから守る」」が昔からあったら僕はWeb業界に入れなかった
「ネット・ゲームから守る」とは。
みなさんこんばんは。
宮城県仙台市にてWebのちからで様々な情報にアクセスしやすくし、様々なパフォーマンス改善をしちゃったりする時にはWebディレクター、時にはWebプランナー、時にはWebエンジニア、時にはWebデザイナー。
世界中の「ゲーム好き」の味方、ma-sanです。
同条例は、18歳未満の子どものネット・ゲーム依存症を防ぐため、県や保護者、通信事業者、ゲーム制作会社などの責務を明記したもの。罰則はないものの、「ゲームは平日1日60分まで」「午後10時以降はゲーム禁止」など具体的な制限が記されており、条例案の発表当初からネット上で物議を醸していた。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2003/18/news091.html
もし、これがもっと以前から、さらに言えば全国的に適用されていたらどうなっていたのだろうと思うと、僕はまず、いま働いているWeb業界で働いていることはないと断言できる。
というのも、ゲームが好きでたくさんプレイしてきて、その中から培った効率化だったり、アルゴリズムだったり、なんでしたら「RPGツクール」というゲームを作るゲームで得たスキルが今もなお活きているので、そういう意味ではこの条例が本当に、厳密に子供の制限をするものになっていったら、僕はまずWeb業界でクリエイターとして働けていないでしょう。
- ゲーム内から得たインタラクション
- ゲームシステムをハックして効率化
- グラフィックの踏襲、そのレベルの高さの実感
- 優れたUI
- バグの数々、バグに対しての打開策
小さなころから培ってきたこれらはゲームを通していなかったら、おとなになってから得ていたらいま、20年くらい僕のスキルは低い気がしています。
依存、というものを禁止するのであれば、まずはゲームの前に一部の大人たちが依存しまくっているパチンコやスロットから守ったほうがいいんじゃないですかね、とかは思ってしまいますね。
依存性ということであれば、たばこ、酒なんかもそうですね。
また、サブカル業界は日本の中でも結構色々な可能性を秘めている業界でもあります。
更に言ってしまえば、ゲームやインターネットの娯楽があるからこそ、大人たちが自分の時間を作れることもあります。
ゲームがやりたいから、そのために勉強を頑張る、という子たちも多いでしょう。
ということで、そもそものお話ですが「制限することが解決策なのか」と非常に疑問な条例で、可能性の幅を狭めるだけでアホな話だなぁと思う。
制限しなければ子供の教育がまかり通らないのであれば、そもそもの教育環境の見直しをしたほうがいい。
虚構新聞じゃないんだもんなぁ、とほほ。