東北地方でもWebアクセシビリティやろうぜ!!

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この記事はWebアクセシビリティアドベントカレンダー7日目の記事です。

Web Accessibility Advent Calendar 2014、7日目の記事になります。

なにを書こうかなーと思い、いろいろネタを考えていたものの昨日あった「ミツエーリンクス×メンバーズ 特別共催セミナー 「マルチデバイス対応」と「エンゲージメント・マーケティング」から見るWebトレンドに行ってきた」にて木達一仁さんのお話も受けてWebアクセシビリティについてまだまだ普及が遅れているというか、その重要性が認識されていないのかなぁと思う次第でありました。

海外(国によってWCAG 2.0 AAに準拠等)で進む法制化によって、グローバル化が進んできている日本企業においても例外ではなくなりつつあり、且つ日本も法的規制はないもののそのような方針を2010年の時点で既に発表しています(http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/w_access/index_02.html)。

地方におけるWebアクセシビリティの対応状況について
僕の住んでいる「仙台市」ではWebアクセシビリティについてどのように対応していくのか方針が公開されています。
http://www.city.sendai.jp/s-info/web-access.html

対応完了予定時期は「平成28年度末まで」。

他の地域の地方においても「公的機関におけるウェブアクセシビリティ方針策定と試験結果表示の実態調査(2014年5月)」にて調査結果が公開されています。

中心部である東京でも「まだWebアクセシビリティなんて言ってるの?」というお話を聞いたり「Webアクセシビリティなんてお金になるの?」というお話を聞いたりするので、地方に住んでいると実感するのですがWebは所詮金儲けのツールでしかないのだなと感じることが多くあります。

Webアクセシビリティはオプションではない
imgのaltをしっかり設定する、シンプルなマークアップをする、ユーザーの操作を制限しない(ピンチアウト/ピンチインの制限<meta name="viewport" content="width=device-width,initial-scale=1.0,user-scalable=no" />、右クリック禁止等)、色差の担保……。

上記のような対応は「やって当たり前orやらなくて当たり前」ではあるものの場合によっては業務として進める場合難しいこともあります。
既にクライアントからGOサインが出ている、既に公開されているWebサイトだからHTMLを大きく変えることができない……。
担当したプロデューサー、ディレクター、デザイナー、コーダー、テスター、ライター……、そうしたWeb制作会社に身をおいてる上で、WCAG2.0などを読んだことすらないということが多く見られます。

実は、僕もWeb業界に身をおいておきながら東日本大震災があるまでは斜め読みをしたことがある、という程度でした。
あの時は、インターネットを繋げるためには特定の場所に行かなければならない、そもそも電気がない、暖房がないし寒いから手がかじかんで携帯電話なんて操作してられない、「だから情報を素早く確実に見たい」という気持ちが多くありました。ふんだんに画像を使ったコンテンツなどは重くて電池ももったいないので見てられず、被害状況がPDFで公開されたときはPDFが開けない環境だったので諦めたり。
事前に対応をしていないことが積み重なり、従来の「現状維持」という運用方針が続いていたWebサイトの多くに不便を感じたときがありました。

多くのWebサイトにとってWCAG2.0 AA達成は敷居の高いという事実があると思います。
その理由として「とりあえず見れれば良い」という判断を「とりあえず「ターゲットのパソコン(携帯)で」見れれば良い」という意識が大きかったからだと思っています。僕がそうでした。

「Webアクセシビリティってお金になるの?」
そんな質問をたまにされるのですが、Webアクセシビリティをオプションと勘違いをしている場合、意識をしないでWebサイトを制作した場合、それは「借金」として企業/団体が払う形になると思います。
リニューアル対応だったりしたときに、既にページ数が数千数万というWebサイトに仮に「altの設定してないページが大量にありました(・ω<)全部設定したいので全ページ調査して対応頑張りましょう」なんて場合もなくもないというか実際にありました(いま所属している会社は関係ありません)。 そしてそれはお金として企業/団体が対応料金を支払う形になりました。そもそもそんな基礎的なところを疎かにする時点で、とかそういう話ではありません。やらない、ということが将来負債となってしまうこともあるという悪い例です。 Webアクセシビリティの対応、というオプション的な感覚でお金は取れないでしょう。 その対応は記事を見ているあなた、もしくは所属している企業が事前に対応してあるべきであり、その負債をクライアントなどに押し付けるのは避けるべきです。 東北地方はWebアクセシビリティの重要性を体感したはず
東日本大震災において、Webの力は大きく、良くも悪くも人々の生活に影響を与えたのは事実だと思っています。
そんなとき、Webアクセシビリティの対応が遅れていて、情報がまともに見れない場合には多くの人々が困る可能性が出てきます。

僕自身は独学で「Webを良くするためにどんなことができるんだっけ」ということの一環として「Webアクセシビリティの追求」をしていきたいと勉強してきました。
しかし、残念ながら東京などの都市のようにイベントやセミナーがあるわけでも、先駆者がいるわけでも、そもそもWebのイベントすらほとんど無い中でやれることは限りがあります。

そんなわけで、ぜひ「東北地方でWebアクセシビリティを勉強したい、追求したい、Webをあらゆる人々にとってよいものにしたい」と一緒に勉強をしてくれる方がいればご連絡をいただければと思います。仙台市内の方々はもちろん、どこにいる方でも構いません。

勉強会とか、セミナーと言える規模でなくてもナレッジシェアなどやれればなと思っています。

拙い記事であり、技術的な内容を期待していた方々には申し訳ありませんでした。

連絡先:masan555@gmail.com

 

ma-san

日々ラーメンとWebについてぶちかましてます!!東北地方でもWebアクセシビリティやるぞ!!